みなさんこんばんは。ファイナンシャル・プランナーのアールです。
さて、散々このブログでお話ししていましたが、特典航空券でファーストクラスに乗ってきました。
私が乗ったのは、ANAのアメリカ行き。
ファーストクラス搭乗記
空港から優遇が
まずはチェックインから。
チェックインは、ファーストクラス専用のところで行うことができます。(写真撮り忘れた。)
さらにさらに、あの面倒くさい手荷物検査も優先レーンで受けることができます。待ち時間が少なくてとても快適です♪
ファーストクラス専用ラウンジ
ファーストクラスと、ANAのダイヤモンドメンバーの方々は、ANA SUITE LOUNGE という、専用のラウンジを利用できます。ビジネスクラスの方や、プラチナ以下の方はANA SUITE LOUNGEを使うことができません。
というわけで、ANA SUITE LOUNGEに潜入します。
様子はこんな感じです。
人がいないところを写しましたので、伝わりにくいかもしれませんが、落ち着いた雰囲気で待ち時間をゆったりと過ごすことができます。
こんな感じで個室っぽくなっているところでくつろぐこともできます。
私は外が見たいので窓際を確保。
ビジネスクラスのラウンジと違うところは、席まで案内してくれて、ドリンクの注文を聞いてくださるところです。迷わずシャンパンをオーダー。
食べたものはこんな感じ、寿司と肉。これだけ食べただけでお腹がいっぱいになる自分がふがいない。
でもがんばってカレーも食べてみました。
そしてデザート。
この桜のエクレアっぽいのがおいしかったです。
あとはひたすらシャンパン。
夜も更けてくると、広いラウンジも満席に近いぐらいの混みようでした。
ファーストクラスは、飛行機1機につき10席もないでしょうから、ほとんどがダイヤモンドメンバーの方ということですよね。出張族と陸マイラーの方々は置いておいて、
他の方たちは一体何者なんだろう。
私は今回利用しませんでしたが、希望する方はシャワーを浴びることもできます。
トイレもラウンジ内だったらそんなに混まないので、歯磨き等ゆっくり済ませることもできます。
いよいよ本番、機内へ
この分岐点を左に曲がり…
進んでいくと、チーフパーサーが!
「アール様ですね。お待ちしておりました。」
と。
なぜ名前がわかるのー!と思ったら
日本人は私一人でした。
KRUG
まずはウエルカムドリンク的な感じで飲み物をいただきます。
もちろんシャンパン。
しかも
K
R
U
G
ケー・アール・ユー・ジー!
クリュッグー!
私は、アルコール類を一種類しか飲んでは飲んではいけないという法律ができたら、迷わず泡を選びます(なんのこっちゃ)。それだけ飲ませてくれればもう文句はないという感じ。
そんな私の初KRUGです。
もうおいしいの一言です。なんというか、いつも安いスパークリングワインばかり飲んでいるのでそれと比べているだけですが、余計な雑味がなくて、香りが豊満でたまりません。
離陸の時にすぐに回収されてしまいますので、急いで飲まないと!
アメニティは…
さて、アメニティですが、3月からGLOBE-TROTTERに変わりました。日本発の便だけのようで、海外発の便は以前のサムソナイトのままです。
中身はこんな感じ。
かわいい。想像していたよりも大きい。
THE GINZAのコスメ。機内のおトイレにも化粧水と乳液が備え付けられていましたので、乾燥対策に最適でうれしいですね。
こちらは従前のサムソナイト。
やはり THE GINZA
GLOBE-TROTTERは女性が喜ぶ。サムソナイトは男性向けな印象を受けました。
お着替えタイム
ファーストクラスには備え付けのパジャマがあります。
タイミング見て、CAさんが声をかけてくださり、トイレでお着替えします。
私は楽な格好で行くので、着替えなくても大丈夫なのですが、パジャマの楽さは最強です。さっそく着替えました。
仕事で来ている方はスーツでしょうから、そのためのパジャマなんでしょうね。
しかしこのパジャマ、私には大きすぎました。Sサイズも作ってほしいところです。
パジャマは持ち帰りが可能です。一度着てしまったものなので、責任もって行きの分も帰りの分も持ち帰らせていただき、母と兄にあげました。
おふとんタイム
安定飛行に入ると、またまたCAさんが声をかけてくださり、「ベッドをお作りしましょうか?」と聞いてくださいます。お願いしておくと、トイレに行っている間などにお布団を引いてくださって、おふとんタイムの始まりです。
パジャマにおふとんで、シャンパンを飲む。
なんて至福の時なのでしょう。
お食事タイム
しかも、おふとんの上で映画を見ながら、ラーメンも食べちゃいます。
食べ終わったら、今度は寝ながら映画を見て、気が付いたら寝ていました。
こちらは、最初に頂いたアミューズです。
熟睡しすぎて、驚きの残り飛行時間3時間
目を覚ましてみると、なんと残り飛行時間が3時間になっていました。
太平洋越えの長いフライト。いつもは乗っても乗ってもまだ着かないって思っているのに、寝心地が良すぎて熟睡してしまったようです。
このままでは、やりたいことが全部終わらない。
ご飯もいろいろ食べたかったし、映画ももっと見たかったのに!
というわけで、急いでご飯をお願いし、お茶漬けをいただきました。
そして、映画は1本まるまると、2本目は途中で終わってしまいました…。
あっという間のフライトでした。
ファーストクラスの値段っていったいいくら?
ところで、ファーストクラスのチケットって、いくらぐらいかご存知ですか?
例えば、上図はランダムに検索した東京-NY のファーストクラスの運賃ですが、↑最安値で も110万 円ぐらい、高いチケットだと220万円と出ています(赤丸部分注目)↓
110万円のチケットは変更不可、払い戻し可のチケット、220万円のチケットは、変更も払い戻しも可のチケットです。マイルでとった特典航空券は変更も払い戻しも可能なので、価値としては220万円と同等ということになります。
日本から北米まで まで10時間以上乗るとはいえ、100 万、200万円超えですよ。 こんな値段見ちゃうと、庶民には縁がないと思うかもしれませんが、思いきり庶民の私でもマイルのおかげでファーストクラスに乗ることができてしまったわけです。
ANAマイルはANAスカイコインという、ANAでの航空券などの支払いに使える通貨に交換することができます。
1マイル=1.7円で交換するのが最大値となりますが、この考えを用いてマイルをスカイコインに交換していたら、ファーストクラスは到底無理な話です。220万円分の航空券をスカイコインで購入しようと思ったら、必要マイルは1,294,117マイルになりますから。
例えば、日本から北米にファーストクラスで行くのに必要な150,000マイルは、スカイコインにすると最大でも255,000円にしかならず、これでは、ビジネスクラスのチケットも買えません。せいぜいプレミアムエコノミーぐらいです。
自分で200万円出してファーストクラス乗らないですよね。10万円台のエコノミーの料金だって高いなーって思いますよ。
それが、マイルを使った旅行ができれば220万円÷150,000マイル=14.6円といった具合に1.7円だったマイルの単価を一気に上げることができます。
マイルを貯めよう!
そういう考え方をすると、マイルの価値ってすごいなーと思ってしまったわけなのです。
ファーストクラスに乗ったからなんなの?っていう方ももちろんいると思います。マイルを大量にためても、エコノミーで節約して旅行の回数を増やしたい人、いろいろといらっしゃると思います。 それはそれでOKです。
ただ、私はマイルによって、自分の力だけでは絶対に切り開くことができないファーストクラスという世界が手中にできたことが、とても素敵だと思うのです。
マイルはとてもレバレッジのきくものであるということが言えるでしょう。
たかが、飛行機にリッチな気分で乗ることができるようになっただけですが、なんとなく気持ちまで余裕がでてきた今日この頃です。
具体的な方法につきましては、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
アメリカまでファーストクラスで行ってきました。
普通の会社員の私にとっては初めての出来事で、はっきり言って浮かれています。
ファーストクラスは、「フルフラット最高!」という一言に尽きます。
次回以降、帰りの分のレポ、滞在中のレポなども更新していきますので、是非ご覧ください。
それでは今日はこの辺で。おやすみなさい。